なぜ難しいかというと、単純に誘導機や発電機などの電機機器の構造や
原理を理解するのに苦労するからです。
単純な理論や計算だけでなく、機器の構造やしくみを映像的に見る事が
できなければ到底理解できないでしょう。
もちろんテキストでは図やイラストが乗っていますが、はっきり言って
ペラペラの紙に書かれた絵を見せられてもピンときません。
それだけ勉強には時間がかかるのを覚悟しましょう。
そしてそれに拍車をかけるように機械制御の項目が電験3種の一番の難所とも
いうべき難しさです。
しかし、試験突破のコツは“あまり深入りしないこと”です。
理解できそうにないところは基本的に飛ばします。
飛ばして飛ばして一通りテキストを終えたら、また読み返す。
そしてまた読み終えたら、読み返す。
これを繰り返すことで少しずつ理解できる範囲を広げていくのが
いいでしょう。
それでも理解できそうにないところは思い切って捨てます。
僕も機械制御はとりあえず捨てました。
それでも合格点には十分に到達できるのです。
いいですか、機械突破のコツは“深入りしすぎない”ことです。